私の職場のBGMは長年プリメインアンプのAUX端子に、iPod用DockのLINE出力から音声を入力して使用しています。
最初に使っていたのはApple純正の初代Universal Dockでしたが故障し、それからはCoregaのWireless Dock for iPodを使っています。
小さなDock経由の出力ですが、音はまあまあ悪くはないとずっと考えていました。

この製品はWireless同期ができるDockであることが売り物でしたが、OS 10.5以降はソフトが非対応となり単なるDockとして使用していた次第です。
このDockが突如充電不可能になり、充電したiPodをバッテリーが切れるまで使って、切れたら充電という不自由な状態が続いていました。
職場のiPodはデータ容量の関係でiPod Classicを使っています。
AirPlayを使ってMacから音を出せば良いと思われる方もいると思いますが、Macを起動していないとBGMも流せないというのはあまり便利ではないと思います。
現行のiPodラインはClassic以外Lightning端子に仕様が変わっていますから、30pinタイプのDockは徐々に姿を消しつつあります。

同じようなDockとして現在入手できる製品は
ONKYO DS-A1XPがありました。
しかしこれでは進歩がないですし、後継機の
DS-A5はiPodをAirPlay対応にできる利点はあるものの、他のメリットを感じません。

色々な製品を探し回った中で面白いなと思ったのはDENONの
DNP-720SEという商品。
AirPlay対応の他、FM/AMチューナー内蔵、インターネットラジオも再生できる優れものです。
実売価格は¥2,2000程ですので、機能を考えればDS-A5(実売¥13,000)よりコストパフォーマンスには優れています。
ちなみにiPodとの接続は前面のUSB端子からとなりますが、給電ももちろん可能だそうです。

DNP-720SEも面白い製品なのですが、HPを見る限り多機能を謳う部分が多く音質に関しての表記がありませんでした。
いろいろ悩んだ結果私が選んだ製品はTEACのDS-H01という商品です。
同社のReference01シリーズはD/AコンバーターのUD-H01をMacからの出力用に使用していますが、普及価格帯製品としては音質に拘りを持ったシリーズです。
DS-H01は価格は1万円ほどですし、単なるDockと違い専用のD/Aコンバーター(BurrBrown PCM1796)も採用されています。
30pin対応製品は少しずつ消滅する(この製品もブラックモデルが生産中止になっています)と考え、選択肢ました。

iPodを接続、プリメインアンプにはアナログでの入力ですがその音には私は驚かされました。
従来のDockを使っていた時より、遙かに音が鮮明になり単に流れていたBGMは立派な音楽に変わります。
その違いはスタッフでもすぐに気が付くほどでした。

私の職場ではスピーカーは同じBOSE製品4台を天井に埋め込んでいますが、このやり方はスピーカーが貧弱でも天井自体を大きなボックスとして鳴らしてくれるので嫌いではありません。
iPodをBGMに使用している方は多くはないとは思いますが、鳴らした瞬間音の違いが分かる製品ですので、DS-H01はお勧めできる商品です。